市立図書館

 来週行われる図書館部会で配布する「沼津 子ども読書活動推進計画」を市立図書館へ取りに行きました。
 
 また、普段はゆっくりできない児童室を見ながら、いくつかの発見がありました。

 ・児童室の中に、YAコーナーが出来ていた。
 →が、中学生がこの児童室にいたことをほとんど見かけないので、
  どれだけの利用があるかは不明。 

 ・推薦図書コーナー
 →学校から出される「推薦図書」リスト片手の保護者&児童用?
   
 ・人気シリーズコーナー
 →ズッコケはすでに人気ではないんですが・・・。

 
 先週学校には、沼津の「 教育基本構想」冊子が届き、
 その第2部 第3章 学校教育教育基本の3 確かな学力を育成するには
(3)自ら本に手を伸ばす子を育てる という項目があります。

 

 本来、本を読むことは楽しいことであり、発達段階にあった本を読む環境が整っていれば、子どもたちは自主的にたくさん本を読み、そのことで無限の可能性が子どもたちの前に広がります。ものの見方、感じ方、考え方を広げたり身に付けたりするためにも、読書活動は必要です。特に、社会生活の基盤ともなる「教養・価値観・感性等」を生涯を通じて身に付けていくために極めて重要なものです。
情報化社会の進展は、自分でものを考えずに断片的な情報を受け取るだけの受け身の姿勢をもたらしやすいと言われています。自分でものを考える必要があるからこそ、読書が一層必要であり、自ら本に手を伸ばす子どもたちを育てることが重要です。

 「発達段階にあった本を読む環境が整っていれば」と文章から、まずは環境を整えるのが学校の仕事だと分かります。


 これら「子ども読書活動推進計画」「沼津教育基本構想」など、読書に関する拠り所となる文言があるのは、とっても心強い限りです。