後路好章氏講演会

 ゆめ基金第4回目の講演会が無事終了しました。

 演題は「絵本のことば・絵本のちから 擬音語・擬態語の魅力」です。

 私は

絵本から擬音語・擬態語・ぷちぷちぽーん

絵本から擬音語・擬態語・ぷちぷちぽーん

の本を2年前に読んで、是非お話を伺いたいと思っていました。
 わたし自身の子育ての時には、最初に読んだのは、福音館の幼年絵本シリーズだったような気がします。当時赤ちゃん絵本は、それほど多くなく、もちろんブックスタートなんていう考えもありませんでしたから。
 
 今回の講演での、参加者の感想で一番多かったのは
 「声がいいい」
 「擬音語・擬態語の絵本を目で読むだけだと何にも感じないのに、読んでもらうことで本当に楽しく人の心に響く。」

 ということでした。

 何冊も読んで下さったのですが、ちょうどよい塩梅に!!上手な3歳児の聞き手が2名いてくれて、
 心から楽しんでいる様子がよく分かりました。

 改めて、擬音語・擬態語ってすごいと思いました。
 

もこもこもこ (ぽっぽライブラリ みるみる絵本)

もこもこもこ (ぽっぽライブラリ みるみる絵本)

ぷちぷち (ことばであそぼ)

ぷちぷち (ことばであそぼ)

ぴよ ぴよ ぴよ (福音館あかちゃんの絵本)

ぴよ ぴよ ぴよ (福音館あかちゃんの絵本)

How Do You Do?はじめまして (えいごのじかん)

How Do You Do?はじめまして (えいごのじかん)

これらの本は、これからの出産祝いラインナップに入れます。
 
 私が一番心に残った話は、
 「赤ちゃんにとって絵本は、おもちゃでいい。お母さんは、物語を読もうとして、気構えるから失敗する。」ということです。ブックスタートの実際を聞くことができたのも、私にとって意味深いものになりました。

 ブックスタートHPより
 非営利活動法人ブックスタートは、 民間の非営利活動組織です。

ブックスタート」は、1992年に英国で始まりました。日本には2000年に紹介され、同年11月の試験実施を経て、2001年には世界で2番目にブックスタートを開始しました。特定非営利活動法人NPOブックスタートは、英国のブックスタート推進団体「ブックトラスト」との協力関係のもとに責任をもってブックスタートの理念を伝え、各地域に対する様々な情報提供や支援事業を行っています。

 きっと参加してくださった皆様が、やっぱりこれからも読み聞かせを続けよう!!と思えた素敵な
 会になりました。

 今回で、本年度4回目のゆめ基金講演会をすべて終了することができました。
 全参加者は、200名を超えました。
 
 参加してくださった皆様へ、心から感謝申し上げます。

 来年度の申請は終了していますが、決定は4月になります。
 本年度並みの4回を予定しています。
 
講演の他に学習会をしていますので、この「静岡読書研究会」に関しては、年間8回の活動となりました。ネットワークを広げていき、読み聞かせを初めとする読書活動の推進に寄与していきたいと思っています。