生き方を考える
将来をぼんやりとでもイメージするのは、いつ頃の事だろと考えることがあります。
10年ほど前、理科のテスト監修でご一緒させていただいた先生と、牧野富太郎のエピソードについて話をしていて、
「大概、理科系で名を為した人は、12才〜13才で自分の将来をイメージしている。牧野富太郎もそうだ。」と伺いました。
名を為さなくても、ぼんやりとでも「こんな感じ」と思うのは、やはりこの年代のような気がします。
新学習指導要領の5年6年(国語)には、「伝記を読んで、自分の生き方を考えること」という記述が入りました。
ということで、移行措置の間に、これらに関する書籍購入の必要があるかと思っています。
ところで、伝記で有名なのは、「野口英世」「キュリー夫人」などでしょうが、子供用を読ませると同時に、大人向けに書かれた本も目を通しておく必要があるかと思います。
私は大人になって、大人向けの野口英世とキュリー夫人伝記を読み、あまりに知らないことばかりで、びっくりした覚えがあるからです。
キュリー夫人―輝く二つのノーベル賞 (講談社 火の鳥伝記文庫)
- 作者: ドーリー,武部本一郎,桶谷繁雄
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1981/11/19
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- 作者: エーヴキュリー,Eve Curie,川口篤,杉捷夫,河盛好蔵,本田喜代治
- 出版社/メーカー: 白水社
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- 作者: 山中恒,木下晋
- 出版社/メーカー: 福音館書店
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おまけ
高校生の次女との会話が楽しい。
今日は、いつもの「お母さんは、いい子どもに恵まれて本当に幸せだ」という話。
次女が言うには、
「大体、3人子どもがいたら、1人ぐらいは、ぐれたり変になったりしてもおかしくないのに、
3人ともまともに育って、本当にお母さんいいよね〜。」
私は、その言葉を聞く度に
「1人ぐらいぐれるという根拠が不明。どの家庭を見て、そう思っているのか不明。」
「子育ての結果は、その子どもが人生を終えるときでないと分からない。」
と思っています。
で、
こんなにいい子どもに育った理由を次女が分析して、いくつか挙げていったのですが、
①読み聞かせ
②冷凍食品を食べない(食事が手作り)
③携帯を中学生の時に持たせていない
④夏のキャンプ
⑤夫婦が仲がよい(・・・・)
⑥兄弟が仲がよい。(これは結果ね)
まあ、ここまではよかったのですが、
びっくりしたのが、次に
⑦ゲームの制限をせず、好きにやらしたこと。(3人とも)
を挙げたこと。
大体、私はゲームを好き放題やっていたという事実を知らなかったので、
「えっ、ゲーム好き放題してたの?」と聞くと、
「そうだよ。(次女が)小学校の時、お兄ちゃんなんてずっとやってたんだから・・。でもね、たくさんやると自分で、さすがにまずいかな〜って、考えるようになったから。」
ナルホド。この頃から帰宅がかなり遅くなってきたので、「好き放題やらした」のではなく、「勝手にやっていた」のだけど、まあ取りあえず結果オーライということで。