食育

 食育という言葉が学校現場で使われだしたのは、2005年に成立した食育基本法からだと思います。学校でも食に関する授業を行うようになってきました。関連本をいくつか読んでいますが、簡単に読めて、ヒントになったのが、食に関して、各地で活性化のためのアドバイスを多数行ってきた小泉先生の最新刊です。
 岩波ジュニア新書ですので、今の日本の食の現状と、再生へのヒントが平易な言葉で紹介されています。

 2年ほど前、講演会で話をお聞きしましたが、その時も「現状」に愕然とし、個人レベルで何ができるのかを考えましたが、当時と現状がよりよくなったという印象はありません。できることと言ったら、「地場のものを買って食べる」ことぐらいでしょうか?

いのちをはぐくむ農と食 (岩波ジュニア新書)

いのちをはぐくむ農と食 (岩波ジュニア新書)

 ですので、出かけた先で、地のものをたくさん買ってきました。
 1番のヒットは、「地場で取れた小麦を使って作った小麦粉」です。薄力粉ではなく、中力粉でしたが、まあ用途はいくらでもあるでしょう。