1年生による幼稚園生への読みきかせ

 幼稚園の先生から聞いた話。

 平成17年に「1年生による幼稚園生への読みきかせ」を「国語科」「生活科」の授業として行った。ちょうどワイヤレスプロジェクタープロジェクト(WPPP)の関係で、「授業公開」をすることになり、それに合わせて単元を作ってみたのである。

 1年生は、授業時間数もかなりの余裕があり、また読みきかせにふさわしい本は、それこそ山のようにあるので、実践はそれ程難しくなく、18年も19年も1年生が行った。
 幼年絵本もかなり揃えておいたのが、役だったようである。

 その効果として、幼稚園児が、次年度入園してくる未就学児童へ「本を読んであげよう」ということになったらしい。

 教師による「読みきかせ」の日常化を「やっている」と言う話は、それほど、聞かないが、こうして、学校の授業として取り組んだことが、継続していくのは、嬉しいことである。

 
 ということで、今年のキーワードは、「私(だけ)の実践」ではなく、「誰でもできる図書館活用の実践」である。