続き物を読むということ

 時間のやり繰りをして、『ひたなまる』(斉藤洋)を読んでいる。

 この第1巻は、以前も書いたけれど、全巻の中で一番面白い。また、子どもが笑うツボを斉藤さんが心得ていて、本当に子どもは「ドッと笑う」のである。
 

朝の連続小説―毎日5分の読みがたり

朝の連続小説―毎日5分の読みがたり

にも書いてある以下の文章は、本当なのです。

 

大勢でいっしょに聞くのがいいのは、全体が聞き上手、おもしろがり上手になっていくことだ。(中略)
 そして大勢でいてなにより嬉しいのは、同じところでどっと笑ったりするとき、大人も子どもも<ああ、自分は一人じゃない。みんな同じ人間だ>と感じ、大勢の中に包まれている幸福感にひたれるということだ。

 
 全員がどっと笑っている時の幸せそうな顔を見るのは、本当に私も幸せです。
 
 また、家庭訪問で何人かの保護者の方から「本を読んでもらっている」ことを嬉しそうに報告していると聞きました。
 親は、子どもが学校のことを嬉しそうに報告してくれるのが、何よりなんだと・・思い出しました。