小学校 図書館配架案

 「小学校の図書館で、これだけは、揃えておいた方がいい本 リスト」をずっとまとめたいと思っていました。
 「読み聞かせ本」については、昨年HPを完成したので、その次の作業です。

 フリーの今日、学校司書4名、HP制作者1名と私の6名で、流れ作業ですいすい完成・・とは行きませんでしたが、やっと形になってきました。

 まずは、市内の学校司書や図書館担当の方に使ってもらえたらなあと思っています。

 また、文学の棚は「この本があるはずがない」というチェックを他学校勤務の学校司書にお願いしました。特にシリーズものは、要チェックですが、なかなか新刊を追い切れないため、このような、目利きによるチェックは、助かります。


 新着本
 

ポプラ・ブック・ボックス 剣の巻

ポプラ・ブック・ボックス 剣の巻

 このポプラブックボックスは、「やっぱり本は、学級文庫になくっちゃね!」という多くの声に答えたもの。全部で3シリーズあり、1シリーズ20冊で1万円です。それに40人分の「読書ノートも付いている」というサービス精神満載のセットになっています。
 何より、本読み人「赤木かん子セレクション」ですので、上質の文章ばかり(極上のマンガも当然アリ)集められており、中・高校生には絶対読んで欲しいです。できれば小学生もこれぐらいは、読んで欲しいですが、それには、かなり綿密な「読書指導計画」が必要になります。
 
 今日その中の1編を読んでいたら、「!?遠い昔絶対読んだ」という文章に出会い、懐かしくて懐かしくて・・・。

 その作品は「池田宣政」の「かたみの万年筆」です。これだけで、「あ〜!!」と思う方は、多分私と同年代です。きっと。

 池田さんは、別名 南洋一郎!!そう、「怪盗ルパン」の作者です。
 こわれた万年筆が3年ぶりに、いきさつを書いた手紙と共に送られてきた話です。

 どこで読んだんだろう?と思ったら、中学の教科書にも載ったとあったので、多分そうです。

 ということで、朱玉の作品集になっていますので、予算と相談してお買い求め下さい。

 ちなみに、「何?」と隣から作品を見ていた夫も、
「これは、構造主義、これは、異文化理解・・、う〜ん、なかなか使える」といたく気に入ってました。