来年度構想

 昨日、今日と昼休みは図書館へ。朝暘第一で見てきた図書館からイメージが広がり、もっと「こうしたい」という気持ちが出てくる。
 蔵書が増え続けたこの3年間は、そのたびに少しずつだが配架を替えてきた。
基準冊数もクリアしたので、そろそろ「固定」とし、児童に「図書館地図」を渡せるようにしていきたいと思う。
 
 来年度の課題は、もう少し「作家」を意識しての読書をさせたいということ。
 となると、旬の作家をきちんと読んで手渡す必要がある。
 ということで、すでに引退した本は、ここで廃棄とした。


 そこで、やはり「必読図書」の作成をする必要があるように思い、リスト作成を始める。何とか「市内共通」のようなものができれば、市立図書館にわざわざ作ってくれている「学校の推薦図書」コーナーも一気にリニュ−アルできるのに・・と夢はふくらむ。

 ところで・・ この「必読図書」。
 いろんな学校のものを本当に数多く見てきたが、だいたい、そのリストを見ただけで、その図書館の9類の蔵書が想像できてしまうから恐ろしい。
 
 今日は、「読書の楽しみを知り、尚かつ必読図書がうまく機能するには、やはり間に入る人が必要」という話に落ち着いた。しかも、その人は「常に研鑽を積み、きちんと本を読むことを厭わない児童に育てたいと心から思う人」でないと勤まらない。
 なかなかハードルは高いが、やりがいのある仕事である。

 今年は、学校司書1年目で、学校図書館に陽が差し込んだ年になった。だから今が踏ん張りどきだとも感じている。
 来年度の構想もほぼ決まり、あとは詳細な段取りをするだけとなった。
楽しみである。

 専業主婦のままだったら、今頃何してたんだろう?