幼稚園生への1年生による読み聞かせ

 今日は、隣接する幼稚園生による「小学校訪問」の日。学校訪問の後は、1年生による「読み聞かせ」を行った。
 この1年生による「読み聞かせ」は2年前、私が年度途中で1年担任になり、3学期に行ったもの。形態は変わったが、「読み聞かせ」の部分は、変わらない。

 今年の1年生は、担任による読み聞かせをかなり聞き、今まで一番早い6月からの貸し出しをした学年である。センスのいい選書になって当然!!と思っていたら、本当にステキな選書だった。
 また、本のコメントがたった1行なのに、よく書けているものばかりで、感心してしまった。

 

とんとんどんどん (わははは!ことばあそびブック)

とんとんどんどん (わははは!ことばあそびブック)

たんていワンダ (わくわくえほん (7))

たんていワンダ (わくわくえほん (7))

さるのせんせいとへびのかんごふさん

さるのせんせいとへびのかんごふさん

クリスマスにはおくりもの

クリスマスにはおくりもの

「これは時期的にはどうかと・・・」
いっしょにあそぼ!メイシーちゃんのはる・なつ・あき・ふゆ (メイシーちゃんシリーズ)

いっしょにあそぼ!メイシーちゃんのはる・なつ・あき・ふゆ (メイシーちゃんシリーズ)

アイスクリームがふってきた (くまたくんのえほん 3)

アイスクリームがふってきた (くまたくんのえほん 3)

しりとりこあら (わくわくえほん)

しりとりこあら (わくわくえほん)

せんろはつづく

せんろはつづく

おしゃれだいすきエリエットひめ

おしゃれだいすきエリエットひめ

ふわふわくもパン

ふわふわくもパン

ないた

ないた

 別に「いい絵本」だけを選んで・・ではなく、順番に掲載してこの選書。
そう言えば、2年前にも「あまりに、いい絵本ばかり選ぶ」と感激していたら、もともとは私が、一押しばかりの蔵書構成になっているから「当然だった」と書いたような気がする。
 でもやっぱり、その中でも相手を意識した「選りすぐり」になっている。


 幼稚園生へのメッセージには
「学校に来れば、本がいっぱいあるよ」
「学校は、本がいっぱいあるから楽しいよ」
「(読んだ)本は、どうでしたか?がっこうにくれば、いっぱいよめます。きてください。」
などなど、いい1年を過ごしたと分かる文章が続いた。

 「本は、一人で楽しむものでなく、コミュニュケーションする道具である。」と感じるのは、こういう場合。相手意識を持った選書と、文章に嬉しくなった1日でした。