学校における図書館の位置

 かなりの冷え込みが続く。
 静岡の場合は、基本的に「教室の暖房」がない。かなりの冷えの中、授業を行うのは当然で、夏は、もちろん30度以上になる。
 
 で、図書館の話。

 本校の図書館は、2階の3年生教室前という非常にいい場所にあり、しかも職員室と同じガス暖房器がある。この「暖房機がある」のは、かなり恵まれているということを今年になってから知る。
 つまり、学校の一番隅にあって、当然暖房器具のない図書館がかなりあるらしい。最近はともかく、少し前までの図書館は、「とにかく教室から一番遠く」である所が多いのは、「図書館は、静かな場所になくてはならない」という不文律があったのかもしれないと思う。

 ということで、立地がよく、暖房もあり、パソコンで蔵書管理・貸し出し等を行い、2週間に1度7時間ながら学校司書がいて、そこには、廃棄すべき本がすべて廃棄され、尚かつ基準冊数の本がほとんどブッカーを掛けられてきちんと揃っているのだから、どう考えても「恵まれた」図書館である。
 
 この「恵まれた図書館」を継続的により「教育課程に寄与する」図書館にしていくのかについての下準備が続いている。
 来年度教育課程編成と相まって、大きな仕事である。

 おまけ
 内田先生日記より

 小学校の国語の教科書に私の書き物を掲載する件で某教科書会社と打ち合わせ。

 中学の間違いでは?と思ったが、「小学校」である。どの本だろう?本じゃないかもしれないなあ。本なら「先生はえらい」かなあ。気になって仕方がないが、その結果を知ることができるのは、まだまだ先である。