1年生と読解の授業

 1年生と読解の授業を今日から始める。
 
 この1年生は、6月から図書館での貸し借りを始めた。最初は、9類だけを2冊借り、1週間後に返却。2学期に簡単な「分類」を教え、9類以外の貸し出しもOKとした。学校全体としては、10冊借りられるが、どうしても重いので、1年生は5冊にしてあるらしい。
 2学期の授業で、「今読んでいる本」を聞いていったら、ある子どもが「青い鳥文庫」を読んでいると言ったので、「へえ〜、それは凄すぎる!」とか言って驚いた表情をしたら、そのクラスは、一気に「青い鳥文庫」ブームが起きたらしい。

 が、さすがに、(当然)読めないので、最近は、一時のブームも去ったとのこと。子どもの反応って面白い。

 この1年生は、読書の記録を、ひらがなを学び終わった1学期末から書き始めた。
 読書の記録は、A4 1枚に 5冊分の題名を書いて、☆☆☆☆☆ マークに気に入った度を塗るという簡単なもの。その他に、自由に絵とコメントを書く別の読書の記録がある。
 担任のきめ細やかな指導で、本当にきちんとした記録が書かれている。
 多分、ほとんどの児童が3月までに100冊を越える記録(書名)を書くことになる。1学期読んだ本を書いていないことを考えれば、上等である。

 この書名を書くということは、この1年で、きちんと身につけたいスキルだと改めて思うようになった。書き慣れていないと、高学年になっても書く習慣は、身に付かない。

 読書の記録もかなり試行錯誤したので、今年の方法を続けていきたい。

 この読解単元は「友達に本の紹介をする」もので、今日は、今まで読んだ本で、友達に紹介したい本を聞いていく。

 このときに子ども達は当然「読書の記録」を見ながら、書いていった。
 
 

チリとチリリ

チリとチリリ

多かったのが、どいかやさんの絵本。

 へえ〜と思ったのが

なぞなぞのすきな女の子 (新しい日本の幼年童話 5)

なぞなぞのすきな女の子 (新しい日本の幼年童話 5)

「よくこんな長い本読めたねえ」と声を掛けると、「お母さんが読んでくれたの」とのこと。

 3冊程度の本をブックトークしようとする予定である。