第1回 ブックトーク 会議

 第1回 ブックトーク会議  テーマ「戦争」
 濃い1時間で、次から次へ思い出せる限りの本を挙げて行く。
 最初は、きちんとした「ブックトーク形式」になるよう、この本を最初に持ってきて・・なんて話していたが、時間がいくらあっても足りないので、やめる。結局使うときは、必ず手にして自分で読むだろうから、各自でアレンジするしかない。プロの佐藤涼子先生のように、流れるようなトークはできないと自覚する。新しい本もたくさん教えてもらい、本当に楽しかった。この調子でいきたい。

 まず分類
 その1 戦争 低学年
   2 戦争 中学年
   3 戦争 高学年 ・広島、長崎  ・東京大空襲  ・沖縄
   4 戦争 日本の戦争全般
   5 第5福竜丸
   6 戦争 寓話
   7 戦争 外国の戦争
   8 戦争の本(資料)
   9 人権(差別)

 全部で50冊あった。「えっと・・と思い出せない・・・」本多数なので、まだまだ未完成だが初回にしては、数が揃った。
 
 その1 戦争 低学年
 戦争をイメージできない児童にどう伝えるかを考えないとうまくいかない。

おれはなにわのライオンや (ぶんけい・絵本のひろば)

おれはなにわのライオンや (ぶんけい・絵本のひろば)

そして、トンキーもしんだ

そして、トンキーもしんだ

えんぴつびな (絵本のおくりもの)

えんぴつびな (絵本のおくりもの)

昭ちゃんの紙芝居 (“百番目のサル”シリーズ)

昭ちゃんの紙芝居 (“百番目のサル”シリーズ)

ミサコの被爆ピアノ

ミサコの被爆ピアノ

 昭ちゃんの紙芝居は、実際に被爆された方が描かれた紙芝居なので、低学年でも十分伝わります。昭ちゃんは、お亡くなりになったそうです。

 その2 戦争 中学年

ベエが戦争に行った日

ベエが戦争に行った日

ヒロシマのピアノ (えほんのもり)

ヒロシマのピアノ (えほんのもり)

すみれ島 (新編・絵本平和のために)

すみれ島 (新編・絵本平和のために)

絵本 まっ黒なおべんとう

絵本 まっ黒なおべんとう

まっ黒なおべんとう (新日本にじの文学)

まっ黒なおべんとう (新日本にじの文学)

「ベエが戦争・・」は、初めて読んだときに泣いてしまった本。小学生の頃、牛を飼っていて、父と一緒に売りに行った日のことがふいに思い出されたのかもしれない。
「まっくろな・・」はこのお芝居をやっている劇団の劇をTVで見て以来、学校で買うようになった本。

 その3 戦争 高学年(ヒロシマナガサキ

ヒロシマに原爆がおとされたとき

ヒロシマに原爆がおとされたとき

広島の原爆 (福音館の科学シリーズ)

広島の原爆 (福音館の科学シリーズ)

永井 隆 ?平和を祈り愛に生きた医師? (単行本図書)

永井 隆 ?平和を祈り愛に生きた医師? (単行本図書)

被爆者―60年目のことば (シリーズ・自然 いのち ひと)

被爆者―60年目のことば (シリーズ・自然 いのち ひと)

語り伝えるヒロシマ・ナガサキ(全5巻セット)―ビジュアルブック

語り伝えるヒロシマ・ナガサキ(全5巻セット)―ビジュアルブック

夕凪の街 桜の国 (アクションコミックス)

夕凪の街 桜の国 (アクションコミックス)

小説 夕凪の街桜の国

小説 夕凪の街桜の国

「夕凪・・」はマンガと小説両方。

 続きは明日。

 おまけ その1
 今日は4年生と総合的な学習で地域へ出かける。稲刈りが半分ほど終わっていて、稲の香りがどこを歩いてもしてくる。今週4年生の理科で
「夏と比べて、秋の生き物や植物の様子でかわってきたことは何でしょう」
と聞いたら、真っ先に「稲が刈られて、稲のにおいがどこでもします」と言った子供がいた。本当に「秋」を感じた2時間だった。

 おまけ その2
 先日の東京でいただいた、某通信教育親向けパンフレットに実践写真が載り、そこに映っていた子どもの母親にパンフレットを手渡す。1枚の写真なのに、「記念にします」と言われ、持ってきてよかったなあと思う。