帰校

 天候に恵まれ、無事帰校。
 
 昨年と同じコースであったが、初!発見もたくさんあり、充実した2日間になった。

 個人的な想い出集
 1 科学未来館で「アシモ」と初対面。
   時速6キロで走る姿に感動。
   沼津高専の高専祭で3,4年前に、ロボットを動かしていた先生
     から「2050年には、ワールドカップの優勝チームに勝つロ     ボットチームを作るというロボカップ計画がある」と聞いたと     きに、全く理解できなかったが、アシモの走る姿を見て、あと     43年後なら可能かもと素人考えで思う。
 
 2 江戸東京博物館 特別展「夏目漱石展」
 漱石の49才の生涯を5つのステージに分けて紹介されていた。
 圧巻は、漱石がイギリス留学中に購入した書籍群で、空襲を逃れて
 東北大へ移されたものの大半が展示されていた。   
 作品以外の漱石については、知らないことが多く、貴重な資料を見なが ら再び読もうかなという気持ちになる。
 
  その1 数学もかなりでき、建築家を目指していた。
      数学の答案もあり、解答が英語だった・・。
  その2 朝日新聞社に入社した時は、かなり綿密な契約書を交わして           いる。
      イギリス留学で、印税についての知識もあった。
  その3 イギリスから鏡子夫人にかなり手紙を書き送っていたが、
       筆無精な(育児で忙しい)夫人はほとんど返事を書かず、             そのことも漱石のいらいらの原因であった。
  その4 漱石は、子どもに絵本の読み聞かせをしていたらしい。
  その5 漱石の似顔絵を描いた画家は、岡本一平である。