新企画スタート!

 先日の佐藤凉子さんの講演会は、本当に心に残るものでした。そして、私に「自分がこれから、残りの教員人生を賭けて!←(いつも表現が大げさですみません)すべきことの道しるべを示してくれました。」

 で、某吉報も届いたので、新企画を打ち立て、今日はその第1回打ち合わせ。とは言っても、メンバーはたった2人。つまり私ともう1人だけです。

 でもでも、これがきっと、後年
「あの時なんだか世間話しながら、ああだこうだと言ってたのが、こうやって形になったんだねえ!」と言われるに違いないかな?

 何をやるかと言うと、「ブックトーク」リストを作ることにしたのです。
 この春から夏にかけて、うんうん唸りながら、「読み聞かせHP」を作成しました。(って、私が原稿を作って、PCスキルのある方々へ依頼しただけですけど。サーバーの登録を終え、本オープンは11月中旬です)
 作成しながら、誰に一番使って欲しいか考えてみました。やっぱり教員なんです。教員がクラスで本を読む意義をもっと多くの人に伝えたいと思います。

 ずっと25年以上「読み聞かせ」をやってきた私にとって、「読み聞かせ」という言葉がこの4.5年市民権を得たのは、とっても嬉しいです。
 でも、教員にどこまで広がったかと言うと、周囲を見渡しても、それ程広がったようには思えないのです。逆に、ボランティアの方が熱心だったりすると、「お任せ」しておしまい!な学校もあるような気がします。

 だから、佐藤先生の「教師こそ、続き物の読み物を」と「ブックトーク」の話は、私の心を大きく揺さぶったのです。

 手持ちのブックトークの本は、何が不満なのかの分析も必要です。

 まあ、とにかくスタートです。
 3月までに1時間×10回会合で、最低20のブックトークを作ります。
 「誰でもできる、誰でも楽しい」をモットーに作成します。
 
 毎月、本のことだけを話す時間が欲しい!と思ったのも大きいです。
 今日、教えてもらった本は

ミサコの被爆ピアノ

ミサコの被爆ピアノ

ヒロシマのピアノ (えほんのもり)

ヒロシマのピアノ (えほんのもり)

  
 おまけ
 昨日、とっても久しぶりに顔を合わせた長男に、
「お世話になった先生にシフォンケーキ焼くから、型だけ出しといて」
 と頼まれる。今日、帰宅したら、ココアと紅茶パウダーを混ぜたケーキが2 つ、ちゃんとケーキの箱に入って台所に置いてあった。
 そう言えば、長男は、小学校の頃から、ゲームをやりに行く友人宅に、ケー キを焼いて持っていったんだった!(ホントに律儀)

 子育ては、基本的に「親の後ろ姿を見て育つ」と信じて今までやってきた。
 私が、せっせとケーキを焼き、職場や知り合いに持っていくのを見ていたん だなあと思ったが、なぜかその後ろ姿は、娘2人には見られていないらし  い。なんでかなあ〜。