学校図書館必需リスト

 本校以外の先生が、以前本校の図書館に見えたときに、調べ学習用の本が揃っているのを見て、ものすごく熱心に質問をされました。

「児童用の百科事典はどれがいいの?」
「もっと低学年(2年生でも使える)用の百科事典はないの?」
「一番使える図鑑はどれ?」
「生き物が単独で載っている本でいのは何?」
「社会科で買っておいた方がいいシリーズの本は何?」

 特に図書館担当でもないのですが、さすが力のある先生の質問です。

 最後に
「大体、授業やって○○の本がない!」って言わないのがおかしい。
 だって、算数だったら、1メートルものさしがなかったら、みんな
 ない!って言うのにね」
という言葉で締めくくられました。

 つまり、教材備品と同じように、前年度にほぼ決めておけばいいという考えをお持ちでした。私も「同感」であると伝えました。
 もちろん、「ほぼ」というのが大切です。4月に合わせて多くの本が出版されますので。

 ところで、本校でポプラディア以前の百科事典として購入してあるのは、

きっずジャポニカ

きっずジャポニカ

です。

 あと1つ。

 読み聞かせWebサイトに関してアンケートに回答していただき、
 まとめてみました。

 Webサイトは、本の紹介だけでなく、「読み聞かせ Q&A」というコーナーを設け、知っておいた方がよいと思われる読み聞かせのノウハウを書きました。

 その中に
「朝読むなら、あまりテーマが全面に出ない作品がよい。さあ、今日も1日元気にいこうと 思えるような本を読む。」という内容のことを書いたら、ある方から以前

を朝読んだことがあって、「朝から読むのはどうか」と言われたと書かれていました。
 これは、確かにすぐれた作品で、すぐ泣く私は予想通り滂沱の涙でした。でも、はやり私だったら朝の読み聞かせには使いません。
 この手のテーマ性のある本は、教材本として、授業の中で扱えばいいと私は思っています。