南極越冬観測隊

　先日（６月３０日）南極越冬観測隊へ、初の女性報道記者として同行した朝日新聞社　中山由美さんのお話を聞きました。
　朝日新聞創刊１２５周年記念に企画された「南極越冬観測隊」の一員に選ばれた中山さんは、多くの貴重映像と共に、南極秘話を語って下さいました。
　基地から小学校を結んで中継を行い、帰国してからも多くの小学生に南極の話を語っているそうです。
　
　南極の一番印象に残った話は、環境問題を身近に感じることができたということです。普段生活していると、ゴミ問題も、環境汚染も自分のこととして意識し、捉えることはできないが、南極では、すべて自分の身として降りかかってくるので、考えざるを得なかったという話でした。
　
　それにしても、富士山よりも標高が高い場所があるなんて知りませんでした。行く前の訓練は、当然富士山で行うそうです。

こちら南極ただいまマイナス60度―越冬460日のホワイトメール

南極ってどんなところ? (朝日選書)

やまとゆきはら―白瀬南極探検隊 (日本傑作絵本シリーズ)

　これは、本校に配架してある、南極本。５，６年生へ教材として紹介するのがいいでしょう。