読書県 しずおか

 静岡県は「読書県 しずおか」をキャッチコピーにしています。以下、HPより抜粋

2 計画策定の趣旨

 平成13年12月に公布・施行された「子どもの読書活動の推進に関する法律」に基づき、平成14年8月に策定された国の基本計画を基本として、「静岡県子ども読書活動推進計画」を策定しました。
 なお、この計画をもとに、各市町においても独自の「子ども読書活動推進計画」が策定されるよう働きかけていきます。

 それによりますと、静岡県の2010(にいまるいちまる)プランでは、「いわゆる学校司書を配置している学校の割合」を現在の27%から100%にするのが努力目標だそうです。
 そうなれば、どれほど学校の図書館が活性化することかと、期待が持てます。

 図書館な日々

税金を使う図書館から税金を作る図書館へ

税金を使う図書館から税金を作る図書館へ

 
友人に「夏の研修で紹介したいから、中学の教員に紹介する図書館関係本を紹介して」とお願いしたら、挙げてくれた本。
 
三分間で語れるお話―地球をぐるっと77編

三分間で語れるお話―地球をぐるっと77編

 稀代のストーリテラー佐藤涼子さんが、訳者の本。いわゆる素話は、テキストを見ないで語ります。お話を語り始めた人へには、次のように書かれています。

 

お話を丸暗記しようとしないで下さい。あなた自身の言葉で語って下さい。あなた自身の語り口や個性に合わせて語ってかまいません。どのお話も、人から人へと語り継がれる間に少しずつ変わっていったのです。お話は、お話は、本の中に印刷されているだけでは、ただそこにじっと凍りついているのです。あなたがお話をページからすくいあげるとお話に命が吹き込まれ、そしてお話はまた少し変化してゆくのです。それが、お話が伝わってゆく時の自然な成り行きです。さあ、お話を口にのせて語ってみてください!

 私が通う市立図書館の読み聞かせで一緒にやっているあと2人のメンバーは、本当にこの短いお話や指遊びがうまい。私は、素っ気ないタイプなので、自分ではこういうのには向いてないなあと思ってます。
 でもこの本は読むだけでも十分楽しめますので、是非どうぞ。