厚木へ

 年末の研修会でお願いしてあった藤田先生の学校訪問へ。強風のため東海道線は一部で運転見合わせになり、20分遅れて到着。

 今までの実践から、今後のことまでたくさんの話を伺いました。図書館はまだまだ整備中ということでしたが、授業で使う3・5・6・7類の充実ぶりは、参考になりました。
 
 3年前の塩谷先生の学校訪問の時も、分からない所はあますところなく教えて下さいましたが、今回も同じように接していただき、進む道筋を示してくれたことは大きな励みになりました。
 
棚の上にもう読まない、昭和41年初版の講談社の名作集があった!!『ビーチャと学校ともだち』なんて懐かしい。何回読んだか分からない。うん十年前にタイムスリップした一瞬でした。

 今日の絵本
 
 年末年始を家族で過ごし、いつまでこうして一緒にいられるんだろう?とふっと思いました。絵本の世界では家族は永遠のテーマです。

パパはジョニーっていうんだ

パパはジョニーっていうんだ

 両親の離婚により、父親と離れて暮らす男の子が久しぶりに父親に会えるまでを描きます。この手の本はまだまだ外国の作品の方が先を行っていると思います。お気に入りの菱木さん訳です。

とうちゃんはかんばんや

とうちゃんはかんばんや

 わたしは、職人(ものつくり)の絵本が好きです。そうして、働いている親の背中を見ながら育っていく子どもの姿がいいなあと思っています。
 
 私が思い出す父親の姿で、今でも忘れられないのは、雪の降る朝に
「(雪が降っているこんな日は)キャベツが高く売れる」と言って市場へ出荷しにいく姿です。
 親とは何とありがたいものだと子ども心に刻み込まれました。