OFF 城崎にて

 城崎温泉に宿泊するのは、今回初めて。実家からは車で1時間程度なので、子どもの頃はもっぱら、海水浴帰りの「温泉」でしかなかった。
 初発見がたくさんなので、記録に。

①駅名が「城崎」から「城崎温泉駅」へ
 →切符を買うときに駅員さんに言われました。宿のおかみさんによると
  豊岡市に合併したときに変更したそうです。ちなみに「5000万円」か  かるとか。

②名物 外湯との共栄共存
 城崎温泉は7つの外湯が有名です。特に「さとの湯」「御所の湯」は新しく て広く、露天風呂もあります。ということで、宿の風呂は「これ以上広くは できません」との断り書きがありました。つまり、宿に泊まったら、外湯巡 りしないと意味がないほどです。夜の11時までなので、人通りの多いこ  と!

③文学の薫り高く・・
 静岡で、「実家はどこ?」と聞かれて「兵庫です」と言うと大概、「あっ、 神戸?」と聞かれ、「いえ、日本海側の方です」と返答すると「うん?日本 海側?」という顔をされる。今までは、そこで「志賀直哉の『城崎にて』の
 城崎の近くです」と答えると「あ〜城崎!」で話は通じた・・。でもどうも
 通じなくなったような気がしてきたので、最近は、「コウノトリの豊岡で  す」と答えることにしている。こう言うと、「秋篠宮様が放たれた・・」
 と言われることが多い。

 で、志賀直哉逗留の「三木屋」を見学。長男が「『城崎にて』って有名な  の?」何て言うものだから、何より文学を愛する夫は、がっくりきてた。
 「御所の湯」は『暗夜行路』にも出てくる・・と教えてもらう。

 
④宿泊 緑風閣は大満足
 外湯7つのうち、6つに入ると記念品がもらえるというので、6つを制覇!して、記念品をいただく。