草谷さんの本

 今日は定刻に職場を出て、警察署へ。先日目撃した交通事故についての調書?を取るため。いつもと違い図書館前を通ったので、明日の読み聞かせで来るんだけど、立ち寄ることにし、新刊コーナーを見たら

絵本で楽しむ孫育て―おじいちゃんの出番!

絵本で楽しむ孫育て―おじいちゃんの出番!

草谷さんの本!草谷さんのことは11年前に児童書評論の赤木かん子さんと明定義人さん(現、滋賀県高月町立図書館長)のジョイント講演会を東京で開いたときに、「静岡には草谷さんっていう文庫をやっている人がいるよ!」と聞いたのが最初の出会い。その後、沼津でかん子さんの講演会をやった時に静岡からいらして下さったと思う。
 何年かして、静岡のお宅に泊めていただいた。泊まった翌朝にフーテンの寅さんの渥美清さんが亡くなったニュースが流れていたから、いつのことだろう?
 
 ということで、25年の文庫で培われたノウハウが満載の素敵な本になっています。おじいちゃん、おばあちゃんが手に取るという設定になっていますが、新米お母さん、お父さんが読んでももちろんとっても役に立ちます。
本の中に 

 

読み聞かせ成功の秘訣をアドバイスできるとしたら、本選びです。
 といっても、主導権はあくまで子どもにあります。子どもが自分で選んだ本 が最優先です。

とあります。さすがですよね。
 
 絵本ガイドブックは、多くの著者で執筆されることが多く、あれもいい、これもいいの紹介で、「この本こそいい本です」って言われても、読むのは子どもだし・・と思うことが少なからずあったのですが、そういう気にちっともならない仕上がりになっています。

 この本に載っている私のお気に入りベスト5

きつねのホイティ (世界傑作絵本シリーズ)

きつねのホイティ (世界傑作絵本シリーズ)

出版された年に買って以来、必ず読み聞かせに使う絵本です。だましたと思ったのに、実は自分がだまされていることに気付かないキツネが面白い!「お探し絵本(って私は勝手に命名している)」はたくさんありますが、長谷川さんの描く人々の顔が何とも言えず、愉快です。
さかなださかなだ

さかなださかなだ

絶好調、長野ヒデ子さんの今年の作品。
ピーターのいす (キーツの絵本)

ピーターのいす (キーツの絵本)

キーツのもう30年以上前の作品です。これは私のお気に入りですが、クラスの子どもには読んだことがありません。
パパはジョニーっていうんだ

パパはジョニーっていうんだ

両親が離婚してたまに会う父親との1日を描いています。私の好きな菱木さんの訳です。

おまけ 
 1年生の先生に「(昨日から図書室が使えるので)今日も図書室へ行ってきま〜すって、本当に好きなんだねえ!」と声をかけられる。
 でもでも、9月は朝読書や、昼休みにほとんど図書室へ行けなかった。後期の委員会日誌を印刷したので、そこに(保護者ボランンティアの方の活動記録を書く欄があるので)私の記録も書いておこうと思う。
 学校司書がいない状況で、図書室整備にどれだけの時間が必要なのかを自分で確認しておきたい。