赤木かん子さん 講演会

 

『絵本総解説』の第5版が2002年で、今回4年ぶりの改訂にあたって、300冊を入れ替えたそうです。(ということは、ほとんどが入れ替えられたので、全く新しい本だと思って良い  そうです。)
 今回は、その入れ替えた300冊を目の前にしての講演会でした。
 
 私は多分十数回彼女の講演を聞き、自分でもかなり企画しましたが、かん子さんの真骨頂は、やはり本を手にしての見事な解説だと思ってます。
 ですから、この300冊の本を前にしての講演会を、小学校読み聞かせボランティアの手で開催するお手伝いができ、また今後の広がりも期待できるの多くの学校の保護者が集まったことで、本当に嬉しい会となりました。

 13時からの15時の予定で、私は出張が終わって17時過ぎに駆けつけたのに、まだ多くの方が残っていて、四方山話&(読み聞かせの基本である声を出すための)ストレッチをやっていたのには驚きでした。
 私の所属する卓球のクラブチームの方とか、我が家のお寺さんの奥様とかもいらして、何かこれから「やってみよう!」という元気の出る講演会になったことを知り、本当にどうネットワークを組むかさえクリアできれば、大きな力になっていくことだと思いました。

 このサイトを見ての参加の方もいて、お会いすることができました。お礼申し上げます。

 かん子さんの話を少しだけ。

 「2年ごとの改訂をしていたけど、2004年にできなかったのは、本がなかったから。それがここ1,2年堰を切ったように出版されてきた。特に科学絵本。それから、絵描きの世代交代となった。センダック、レオ・レオニは「現代古典」になった。」ということで、本当に知らない絵描き&作家の多いこと!すべて覚え直し・・・。数の多い

ぜったいねないからね (ほんやくえほん)

ぜったいねないからね (ほんやくえほん)

ほんとにほんと (世界の絵本コレクション)

ほんとにほんと (世界の絵本コレクション)

「ローレン・チャイルド」や「ケス・グレイ」は、きちんとインプットし、購入してありますが、「この本が処女作」とか「この出版社知らない」とかの本も山のようにあります。

おまけ
 今日は昨日までお世話になった先生の送別会。目の前のサラダがぐるぐる回るので「何でこんなに酔いが早いんだろう?」と思ったら、キャベツの上を青虫が這って動いてた。それを見た某先生が「koyateruさんてね、この間ものすごいでっかいクモを手でつまんで外に出したんだよ〜」って言う。私にとっては当たり前のことが、他の方には当たり前でないことがあることをまた一つ学習した。