今日から7月

 もう半年が終わる。「年とともに月日が経つのが早く感じられるのは、どうしてなのか」をどこかで読んだけど、本当に早い!
 7月!と言えば、私の中では「山開き」です。富士山、上高地のニュースが必ず放映され、「あ〜夏が来た!!出かけたい!」と心から思います。
 登山関係で・・と思ったものの、数はないです。山を知らないと書けないというのもあるのでしょう。
 で、山はやめて、夏の風物詩「おばけ」にします。

私の中で何と言っても№1は
『くらーい くらい おはなし』ルース・ブラウン(佑学社)です。
(ネット上に画像がありませんでした。佑学社がもうないからかもしれません。)

 20年以上前の神戸時代の図書館研究会で素話として語ってもらい、本当に怖かったです。って1分ぐらいなんですけど。最後の「ねずみがいっぴき!」で大びっくりでした。手元にある本は1987年で結婚後なので、その前からお話のテキストには載っているのだと思います。復刻リストに載ってないのかな?

妖怪の森 (絵巻えほん)

妖怪の森 (絵巻えほん)

これは、妖怪の絵巻絵本です。好きなこどもはずっと眺めてます。私は「ゲゲゲの鬼太郎」で育ったので、水木さんの絵本が今の子どもにも読まれていることが嬉しいです。

おばけパーティ (ほるぷ出版の大きな絵本)

おばけパーティ (ほるぷ出版の大きな絵本)

小型本なので読み聞かせには不向きですが、子どもはよく借りていきます。

めっきらもっきら どおんどん (こどものとも傑作集)

めっきらもっきら どおんどん (こどものとも傑作集)

 これはもう出てから16年経ち、定番になった絵本です。最初読んだとき、新しい書き手の出現に嬉しくなったのをよく覚えています。「言葉に力がある」と長谷川さんの作品を読むたびに思います。
 私は、小学校の頃、よく近くの公園でくつかくし遊びをやっていて、私の隠し場所定番は大きな木のうろでした。そのうろを見るたびに、きっと中には何かいるに違いない!と思っていたのですが、この作品を読んだときに、長谷川さんもきっとそういう体験をしたのだと思ってしまいました。大きな森の中で何か感じる・・そういう体験が小学生の時にできたこと、今になってよかった・・と思います。

かいぶつかいぶつ

かいぶつかいぶつ

全然怖くなく、楽しいしかけ絵本です。低学年で読んであげたい絵本です。