父の日

 なぜか、5月22日に「お父さん」絵本を3冊紹介しています。今日は、あと少し。

とうさんまいご (五味太郎・しかけ絵本 (2))

とうさんまいご (五味太郎・しかけ絵本 (2))

 検索して、もう23年前の絵本?とびっくりです。手元にあるのは、1987年で20刷です。これは、五味さんのしかけ絵本の2冊目で、本には

ご注意

 この絵本のしかけをおりこんだストーリー絵本は、作者独自の創作です。したがって、
 類似またはこれにヒントを得たとみなされる絵本を作成することは法律により禁止されています。

と書かれています。著作権という言葉がそれほど私の中で意識に上っていたとは思えない20年前でしたから、この注意書きは印象的でした。ちなみにしかけ絵本の1は

きいろいのは ちょうちょ (五味太郎・しかけ絵本 (1))

きいろいのは ちょうちょ (五味太郎・しかけ絵本 (1))

3はです。我が子に何度読んだか分からないほど読みました。

やまのかいしゃ

やまのかいしゃ

これをお父さん絵本に分類するのは、自分でもどうかとも思います。だって、お父さんらしいことは何もやっていないのですから。

 書き出しが

  

ほげたさんは、あさおきるのが、とてもにがて、めざましどけいが、ジャンジャンなって  も、ぐうすうぴい。おくさんのよしこさんがふとんをめくってもぐうすうぴい。こどもたち
 は、もうとっくにがっこうに、いってます。
  そして、きょうも、かいしゃにでかけていくのが、ひるすぎになってしまいました。

になっていて、結局山の会社で働いてしまうというお話。それこそ、何の意味があるの?になってしまうのですが、我が子3人に熱狂的に受け入れられ、読めば15分はかかるのですが、何度も読みました。なぜか、読んでも読んでも飽きなかった忘れらない絵本です。

 

おとうさんがおとうさんになった日 (絵本・こどものひろば)

おとうさんがおとうさんになった日 (絵本・こどものひろば)

「おかあさんがおかあさんになった日」と一緒に読むといいでしょう。

おまけ
 大島妙子さんのペンネームが大島弓子大貫妙子だと知る。