神戸

 午前
 ホテルの部屋に届けられた新聞で「兵庫県教職員人事異動」の記事を読む。
4月1日に発表だと多分辞令交付は4月3日。新年度が大変だなあと思ってしまう。
神戸時代は「新学期の始業式」に新担任は前任校の離任あいさつで、いなかった。(と思う。)静岡では春休みにやる離任式を神戸ではやらないから、始業式が離任式だったのでしょう。所変われば、いろいろで、すっかり静岡県人になったんだなあと変な所で納得してしまった。
 
 その後、谷崎潤一郎痴人の愛』執筆の家(岡本)見学。武庫川女子大のたつみ教授による説明もあった。何と整理券配布される程の人出で、「谷崎ってこんなに人気なの?」と思う。居住したのではなく執筆だけの借家で、平屋であった。大正時代のものとしてはかなりモダンな印象であった。その時に買ったパンフレットに魚崎の旧邸が載っていたので、思い立って足を伸ばす。魚崎は私の新採の時の勤務地。

 住吉川沿いの「い松庵」は、「細雪」執筆の家。平成2年に移築されたようで、以前はもう少し南側にあった。関西在住の中では一番長い7年間すんでいたようである。ここは土日のみの開館で、敷地が140坪弱。昭和の雰囲気を残す落ち着いた佇まいであった。「細雪」好きな方は必見だと思います。(阪神魚崎駅住吉川沿いに北上し徒歩6分)

 午後
 内田先生の合気道古見学のために、芦屋市立体育館へ。武道には全く縁がなく何もかも初めてで、2時間半身じろぎもせず見てしまった。後で「父兄参観かと思いました」とか言われる。
 終了後、スーさんのお誘いで友人と内田先生宅へおじゃまする。初対面の方がほとんどなのに、何だか全然初対面の気がしないほど楽しい時間を過ごし最終の新幹線で帰宅。
 
 サイン本を忘れたのに、新刊本にサインをいただく。ありがとうございました。

9条どうでしょう

9条どうでしょう

 忘れられない2006年度の始まりで、きっと今年はいい年になるでしょう!!

内田先生日記

せっかく遠路はるばる来て頂いたのに、騒がしくてゆっくりお話もできずに、すみませんでした。

とまで書いていただき、ひたすら恐縮しております。もうすぐ出るという三砂先生の対談本が読めるのを楽しみに待ってます。