サトウタツヤさん

 昨年の同じ時期に子どもから「ねえ、毎日何しに学校に行くの?」と聞かれたような気がするんだけど、今日も言われた。しかも今日は「ねえ、学習指導要領しに行くの?」違うでしょ!それを言うなら「指導要録」。でもそんなものはとっくの昔に仕上がってるんだけど、まだまだ山のような仕事があるのです。
 
 帰宅して、いつもの金原瑞人さんの近況報告を読んでいたら、

サトウタツヤさんから『IQを問う:知能指数の問題と展開』(ブレーン出版)という本と、論文の抜き刷りや雑誌記事のコピーを送っていただいた。ところが、それが大学のほうに送られていたものだから、発見が遅れてしまい、発見してからも、じっくり中身を拝読する時間がなく、つい今日まで、手つかずになっていた。それを、じっくり読んだところ。
 やっぱり、この人はセンスがいいと思う。ぴしっと前を向いている姿勢が美しい。血液型性格判断やIQ神話を切り崩していく手順の見事なこと。

 という一文があってので、非常に興味をそそられて、ネット検索したら
「一番売れ筋」の本が

できる教師のデジタル仕事術

できる教師のデジタル仕事術

になっていた。えっと思ったけど、確かに「サトウさんとタツヤさん」が書いてます。ついでのようですが、この本は、買って手元に置いて、何度も手に取って読む本だと思っています。単なる「仕事ハウツー本」ではなく、この間の堀田先生の言葉を借りるなら「仕事術の裏にある哲学」が伝わってくる仕上がりになってます。教師って本当にいい仕事なんだと読むだけで思えます。

 ということで、春休みの読書は、まだ新書3冊程度。普段より忙しい気がします。「サトウタツヤ」さんの本も読みたいし。