外は春爛漫〜なのに・・・

  読了

日本を滅ぼす教育論議 (講談社現代新書)

日本を滅ぼす教育論議 (講談社現代新書)

 昨年11月に長野で行われた「第31回全日本教育工学研究協議会」の全体会で、「学力(目標)・ICT(手段)とマネジメントの課題」と題した講演を聞き、その博識と刺激的なスピード感のある話に引き込まれた。その時の話で一番印象に残っているのは、「手段と目的の区別は?」という話だった。
 この本では、その時に話されていた「教育をよりよくするために必要な要素は『カリキュラム』『教員』『スクールマネジメント』である」ということが、より詳細に書かれている。個人的には、この章が一番仕事に生かせそうな気がした。
 また、知らない話も多く、これは、学ぼうとしないと何も自分の所に情報は下りてこないものであることを実感した。
 講演と同じく、とっても刺激的な本だったけど、読み終わって、疲れず、「多忙感がある現場でどう元気に働くか?」ということのヒントがたくさんあって、結構元気がでた。

おまけ

じみへん (1) (スピリッツじみコミックス)

じみへん (1) (スピリッツじみコミックス)

 次女が中学の国語の時間に
「『じみへん』」の4コママンガを読んで、説明・要約なさい」という授業を受けてきた。夫は、「懐かしい」んだけど、知らない長男に、受けていた。
 国語の先生は、30代の若い男性で、よく家庭でも「こんな授業をやった」と話題になる。子供が楽しそうに授業の話をするのは、親としては本当に安心する。