もっと違うのないの?

 子どもの本は拒否しない方針だったんだけど、今日は、『バムケロ』2冊だったので「もう読んだシリーズだから違うのにしてほしいけど・・」とやんわり言ったら

やさいのおなか (幼児絵本シリーズ)

やさいのおなか (幼児絵本シリーズ)

だった。お〜懐かしい。20年前ぐらいの出版で、TP(トラペンアップ)シートにして、子どもと何度も楽しみました。こういう「予想で盛り上がる」本シリーズはたくさんのストックがあり、必ず「体育が雨で中止になった時」の定番として準備しておきました。最近はそうでもありませんが、「体育が中止」になった時の授業の盛り上がりは、全然なく、「体育ができない」ことでも喜べる「絵本を使った授業」の準備が必要だったのです。
 今なら、実物投影機においてすぐできるんでしょうけど。
 この本は、野菜の輪切りを黒いシルエットにして「何?」と予想して楽しめる本。トマト、きゅうり、さつまいもなんて結構難しいんだけど、これまでやった中で1番の正答率でした。さすが、冬休みの日記に「家族でのお餅つき」がかなりある土地柄だと思いました。
 その昔、「さつまいも」の輪切りを見て、すかさず「ロースハム!」と叫んだ男の子がいました。大爆笑でした。

おまけ
①昨日に続いて珍しく雪が降る中、自転車でこけながら市民体育館で卓球をやりにいった長男は、あまりの人の多さにびっくりしたそうです。「この雪の中・・」もちろん元気な中高年の方ばかりだったそうで、10ウン年後の私かな?
②成人式用の8年前の作文を卒業生に届ける。寒い中、お母さんが待ち合わせ場所に取りに来て下さる。「先生に絶対見せたいものがある」と言って見せられたのは、6年生の時に、毎日の漢字テストで100点を何回か取ったらもらえた「宿題パス券の。大切に取っててくれたそう・・。この学年は3年の時に担任し、再び6年で受け持った。6年生になってすぐ、「先生、これ使えますか?」と言ってやっぱり3年の時に発行した「宿題パス券」を持ってきた子多数。子どもにとって、「毎日やっている宿題をやらなくてもいい特権」がこれほど嬉しいとはね。宿題忘れがほとんどなく、全員やって当然だったから、余計価値があったかもしれない。
 使った子どもは少数だった。ある保護者の方から「所用で出かけたり、疲れて寝てしまったときに本当に助かります」と言われたこともある。やっぱり「何があっても宿題はやる」という前提での話。