こんなに喜んでくれるなんて・・

 隣に引っ越してきた女の子と仲良しになれると思ったのに、うまくいかず、パーティーを開くことにしたティモシーたち。でも、何だか険悪な雰囲気になって、お母さんの作ってくれたケーキまで台無しになってしまいます。絵からして、楽しい話〜と思って聞いていた子どもたちの表情が険しくなります。でも、トイレで泣く女の子に爆笑。最後は、いいタイミングでパーティーの中に入れるきっかけがあって、良かったね、でした。
 こういう、後に引けない状況を自分で作ってしまうことって、子供にはよくあります。そういう場面で、ちゃんと子どもに対応できるのが、本当の大人なのだなあ〜と読みながら、子どもとは多分全然違う思いでいました。

もう1冊は

ぼちぼちいこか

ぼちぼちいこか

 今日の担当の子が持ってきたら「あっ読んでもらったことあるよ!」との声。でもすかさず、「でも、読んで」と多数の声。へえ〜いいのかなあと思いつつ読むと、何とまあ、ページをめくるごとに大爆笑の渦。初めて読んだときは、「状況把握」に時間がかかったのか、これほど受けなかったような気がするのだけれど、とにかく今日は、最初から爆笑、爆笑・・・。これほど、1冊の絵本でお腹がよじれるぐらい笑うのって本当に「健全」だなあって、今度はしみじみしました。
 この本は、プレゼント本にも読み聞かせ初めての方にもおすすめできます。ちなみに今買うと1260円だそうで、多分私が買った20数年前は980円でした。そう思うと、今の絵本はそんなに高くないと思います。特に繰り返し子どもが読む絵本については。