新明解国語辞典
今日のTV「タモリのジャポニカロゴス」を見ていたら
の話題だった。言葉オタクの夫いわく、「国語辞書の権威はニッコク(『日本国語大辞典』)。自分は基本的にこれを使ってる。『広辞苑』は国語辞典というよりも小百科事典、自分は使わない。『岩波国語辞典』は語の定義に、まあソツが無い。でも、それはまるで死んだ標本を陳列棚に並べたかのよう。それに対して『新明解国語辞典』は言葉を生きたものとして実感させてくれる。内田義彦の評論「正確さということ」にあるように、ものごとは100%正確だから正しい、というものじゃない。新明解は、良くも悪くも辞書というものを世間の話題にまでした辞書。そこに新明解の価値があるんであって、規範となる言葉=死んだ言葉ばかりを気にする人間には、くだらない辞書に見えるかも。どの辞書にもいい点わるい点がある。複数の辞書を同時に引くのが理想的だな」。
それを聞きながら、児童文学も似てるかなと・・。目の前の小学生を相手に、
「これこそ、名作!」と図書室に並べてもね。要は、バランス。
今日は、1年生のクラスへ。初めての授業だったので、自己紹介がてら、ビッグブックを3冊ほど。
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おまけ
6年生での2時間続きの理科授業の休み時間のこと。森絵都の
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