お盆が終わる
実家が旧暦のお盆のため、私の8月12日〜15日の体内時計はお休みモードなのである。毎年の帰省もこの時期だった。が、今年はずっと仕事・・・。今日は、『ファミリス』読み聞かせリストを完成させ、本の表紙をカラーコピーできた。
8つのテーマで、6冊ずつだから、全部で48冊。かなりの量である。選ぶのは簡単だが、表紙のコピーの関係で何冊かは差し替えた。翻訳モノが半数。2000年以降が22/48, 10年以上前が15/48と、できるだけ新しい本から選んだから、まあそんなところかな?でも科学読み物は6冊中5冊が2000年以降で、いい本が次々と出版されたんですね。
一番の難関は「中学生」。YA絵本を選んだけど、いきなり読むのは難しい。
本当は
- 作者: フリードリッヒ・カールヴェヒター,小沢俊夫
- 出版社/メーカー: 古今社
- 発売日: 2001/12
- メディア: 大型本
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読了
- 作者: 岩村暢子
- 出版社/メーカー: 勁草書房
- 発売日: 2003/04
- メディア: 単行本
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「今年、42〜43歳(2005年 46〜47歳)と33〜34歳(2005年 37〜38歳)とのところに明確な<断層>があることが明らかになっている。」理由を「中学校の学習指導要領の改訂、改変と密接な関係がある。」としている。つまり、それまでの「調理」を「食物」と改め、「技術重視」から「消費者教育より」になり、「家族の嗜好を考えて」と言っていたものを「家族それぞれの好み」を尊重したなどの結果だとするものである。
この記事を読んだ時に、私は、私のすぐ下の世代から食に対する意識の違いを漠然と感じてきた理由がはっきりし、大いに納得したと同時に、このままいくとかなりまずいんではないかと思ったのを覚えている。この本は、その「ちょっとこのままいくと・・・」と思った通りの、本当に愕然とするくらいの現実が調査データとして次から次へと挙げられている。
(調査対象は1960年以降の主婦。)
岩村さんは、1953年生まれだから、私以上に「愕然」としている様子が、本の随所に見られる。でも、その原因をもちろん、1960年以降の生まれの親だけに求めるのではなく、
「いまの若い親たちの親世代の子育てにも、その原因や兆しがあったのだと見ている。」
というその親世代への言及も多い。
何だか、明るくない未来を見せられたようなんだけど、これも現実、あれも現実なのでしょう。
おまけ
帰宅したら、次女が待ち構えていて「ねえ、ぐし縫いってどうするの?インターネットで調べてもわかんなかった・・」「・・・・」これは料理をしようとして、「落し蓋」が分からないのと同じである。適当にぐし縫いしたら「何でこんなにできるの?」「・・・(教えない母の責任です)」
でも昨日の母不在にも関わらず、自力で何枚ものはぎれを縫い合わせてのクッションを仕上げたのでよしとしよう。