2年生
今日は2年生への読書指導(3時間)の2時間目。子供から「『ちからたろう』の続きを読んでもらってません」と言われ、大型絵本版を読む。
- 作者: いまえよしとも
- 出版社/メーカー: ポプラ社
- 発売日: 1967/06/01
- メディア: 単行本
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ところで、大型絵本3冊は、休み時間に常に誰かが広げて読んでいるので「高い買い物」ではなく、「お買い得」な本だと思う。
5年生の読書の記録を読む。「すごかった」「おもしろかった」ではなく、自分の言葉で書ける子供がいる。明らかに読書量が違う。「読書の時間」が設定してあるからその時間だけ読む子供と、設定に関係なく読む子供とに今は分けられる。習慣化までの道のりはまだまだ。
今日の1冊
小さな男の子の旅―ケストナー短編 (ショート・ストーリーズ)
- 作者: エーリヒケストナー,堀川理万子,Erich K¨astner,榊直子
- 出版社/メーカー: 小峰書店
- 発売日: 1996/02/01
- メディア: 単行本
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訳者あとがきより
初期のころケストナーが意識していたかどうかわかりませんが、のちに「甘いケーキのような子どもの本は書きたくない」「子どものころをわすれるな」とくり返された主張は、この短編にも生きています。つまり子ども時代はなにもわからない他愛ない時ではなく、厳しい現実もあり、痛みや悲しみをともなうものだったことも覚えていてほしいと。
この短編は1996年に初めて邦訳された。学生時代にケストナー作品を読んで、「自分が子どもと向き合っていけるのか?」と自問したのを思い出す。