科学読み物 シンポジウム

 第7回 SLLS(学びの場としての学校図書館)の学習会は、
「研究会科学読み物シンポジウム」への参加となりました。
 主催は、東京大学教養学部附属教養教育開発機構 NPO法人ガリレオ工房で、東大 駒場キャンパスで行われました。

 テーマは「理科読をはじめよう!」です。

 1 開会挨拶
   「理科読をはじめよう」滝川洋二 (東大 特任教授)
 
 2 記念講演
   「科学を伝える」   池内了  (総合研究大学院大学教授)
 
 3 「学校図書館における探求学習」
              河西 由美子 (玉川大学

 4 「理科ハウスでの科学の本 森裕美子 (私立科学館館長)
   
 5 「科学の本の魅力をブックトークで」 北畑 博子
    (長岡京市教育委員・ブックトーク専門家)

 6 「科学の本の読み聞かせ くうき」  土井 美香子
    (科学の本の読み聞かせの会 ほんとにほんと)

 4時間の長丁場でしたが、どの話も楽しく、特に「くうき」の読み聞かせは、授業を受けているワクワク感がありました。

 開会挨拶で、滝川先生が
「社会は、変わらないのではなく、自分が参加することで、変容可能である
 時代になってきた。」というようなことを言われました。
 また、ネーミングが大事で、「(朝読をもじって)理科読にした。」
とも言われました。

理科読をはじめよう――子どものふしぎ心を育てる12のカギ

理科読をはじめよう――子どものふしぎ心を育てる12のカギ

 滝川先生は、この著書の「はじめに」で、

 

今後長期にわたって少子高齢化が進む日本で、みんなで新しい課題に挑戦し続けていくのは、だれもが高い科学リテラシーをもつ社会にすることが大切です。

 終了後は、懇親会へ。ここでは、たくさんのサプライズな出会いがありました。これは、また明日。