ケーキ 作り

 子育て中に、ケーキ作りにはまり、手軽にできるケーキを焼き続けてきました。

 ふっと時間が空いたときに作りますが、時間より気持ちの持ちようが大切で、自分では、心の体調バロメーターだと考えています。
 つまり簡単なケーキすら焼けなくなったら、あんまりよくない・・・のです。

 ということで、先週、何とこの4月から初めてシフォンを焼きました。

 で、そのケーキを食べてもらいましたが、びっくりするほど「感激」してくれました。私はウン百個のシフォンを焼いて人に食べてもらってきましたが、その感激ぶりに、こちらが感激し、それならと調子に乗って次の日に「りんごケーキ」を焼いてしまいました。

 それにも私が恐縮するほど感激され・・。

 これは、単に小林カツ代さんレシピがよいだけなのですけどね。

 話はとんとん進み、「焼きたい」という方にレシピと共に失敗しないコツも教え、使い古して買い換える予定だった型も差し上げることになりました。ケーキ作りの輪が広がると嬉しいです。

 さて、
 角田光代さんの小説

彼女のこんだて帖

彼女のこんだて帖

 には、たくさんの料理が登場しますが、自身もすごく料理好きとか。いつかエッセイで、<料理を風景として友達が覚えてくれている>というようなことを書かれていて、ひどく共感した覚えがあります。
 私のことを思い出すのに、「あ〜あの時のケーキがね、シュークリームがね・・」という文脈の中であるとしたら、それはそれで何だか嬉しいものです。
 ということで、シフォン型を2つ買って、またせっせと作るとしましょう。

 ※シフォン型が2つ置けるために、今のガスオーブンを買いました。
  本当に重宝です。