学校図書館で授業改善
学校図書館で授業改善というセンター主催の研修会の公開授業を行う。
ねらいは、
学校図書館を使った授業を実際に参観し、自校の実践と比較し、協議することにより、主体的に学ぶ児童を育成する学校図書館利活用授業について構想することができる。
である。県の司書教諭に関する研修は、3年単位で計画され、公開研修としては
○平成15年(司書教諭辞令発令の年)〜平成17年→辞令交付の司書教諭の悉皆1日研修(学校を会場として)
○平成18年〜平成20年 → 市内の何名かの司書教諭が、半日の研修会
であった。今年からは、表記の研修会となったということのようである。
1学期には、センターから数名で学校下見があり、事前には何度も連絡調整を行って下さった。
丸1日の研修会に21名の参加があり、何とか無事終了。
学校図書館を使った授業だと、「国語」や「総合」はよく行われるので、今回は「理科」で公開を行った。
36名の児童に参観者が同数以上入り、かなり混雑したが、「調べて」「まとめる」活動の様子をみていただく。
午後30分の講座では、どうして「学校図書館で授業改善」になるのかについて、話す。
センター主催の研修会で公開研を行うのは、「初」ということを初めて聞く。
「講義だけだは伝わらない」とこの企画をした前任の指導主事に感謝したいと思う。
まだまだ、普及にはほど遠い気がしないでもない「学校図書館で授業改善」ではあるが、ともかく第1歩であったことを喜ぼうと思った。