読書の会 第1回(赤木かん子さん 講演会)

 SLJ研究会の読書の会として、赤木かん子さんを招いて講演会を行いました。新刊本100冊以上を並べての講演です。

 森絵都「カラフル」から始まったYAの終焉。
 ファンタジーブームの終焉。
 
 こんな時代に、旧時代の人間として、現役を生きる子ども達に何を手渡し行くのか・・という迷いにきちんと回答を差し出してくれました。
 講演は、休憩なしで2時間があっという間でした。
 また、かん子さんの講演は何度も聞いていますが、紹介した本をすぐに廻してくれたのは、初めてで、いいやり方だなあと思いました。

 参加者は、全部で40名。

 SLJの会員は、県内各地にいますので、遠くからの参加は本当に嬉しかったです。ランチは、沼津の魚を、懇親会はなぜか沖縄料理で、賑やかに過ごすことができました。

 同じ目線で学校図書館のことを語れる人がいることで、日々の仕事の力となり、励みとなることを実感しました。

 「元気がでる講演会」となり、子どもに手渡す本の充実に一役買ったようです。

 紹介された本で、私のお気に入り
 

はずかしがりやのれんこんくん (絵本・こどものひろば)

はずかしがりやのれんこんくん (絵本・こどものひろば)

 二宮由紀子さんのデビューは、衝撃でした。メジャーにはならないでしょうが、地道に作品を書いていってくれるので出る作品をいつも楽しみにしています。
 これは、子どもにどれだけ理解されるか分かりませんが、是非子どもにも読んで欲しいと思います。

 

もくもくやかん (講談社の創作絵本)

もくもくやかん (講談社の創作絵本)

 かがくいさんの作品を初めて読んだのは
 
おもちのきもち (講談社の創作絵本)

おもちのきもち (講談社の創作絵本)

です。私は、五味太郎デビューと同じぐらいのインパクトがありました。私の中では、勝手に「大型新人だ」と思っておりました。
その後、
だるまさんが

だるまさんが

などの作品を順調に出してくれています。
 現役の図工の先生だそうで、デビューは50歳です。
 インタビュー記事はこちら、
 http://newblog.ehonnavi.net/2009/01/post_153.html
  
ハンダのびっくりプレゼント

ハンダのびっくりプレゼント

 本当にびっくりプレゼント!!
 
 続きは、子ども達に読んだときに。