50点先生と27人の子どもたち

 3学期は、続き物と言いながら読んでいるのは

50点先生と27人の子どもたち (外国の読みものシリ-ズ)

50点先生と27人の子どもたち (外国の読みものシリ-ズ)

 2000年の出版になっていますが、多分もっと前のハズ。
 
 これは、実際の小学校の先生が、クラスの子ども達に「自分たちのことを書いてよ」と言われて書いたもの。時代が違っていたり、お国柄が違っていたりはするけれど、教師の子どもを見る目の温かさが伝わってくる作品です。
 子どもも、かなり喜んで共感しながら聞きます。

 この本が読めるのは、3年生か4年生ですが、前回の3年生に「自分たちのこと書いて」と言われて書かなかったので、今年は書くかなあと思ってます。そうして、1年間書き続けた日記と共に、綴じ込んでおくと、思い出の1つぐらいにはなるかなあと。

 子どもは、親(自分に関わる大人)が、自分のことを可愛がってくれる、大切にしてくれていると思うと、ちゃんとそれに答えまっとうに育ってくれるのだと思っています。
 私がそれを感じたのは、幼稚園からもらってきたバースディ絵本を読んだときでした。
 あれだけ今まで好きだった絵本に目もくれず、毎日幼稚園からもらってきた「バースディ絵本」を読んでとせがまれました。だって、主人公は自分ですから。
 多分、この時に、私の絵本に対する肩の力は抜けました。子どもは、可愛がればいいんだってね。