灰かぶり
今日のグリムは、「灰かぶり」。
聞いていた子どもが「えっ!シンデデラ?」って、言ったけど、一般に知られている「12時に鐘がなって、かぼちゃの馬車で」というのは、ペローが原作と言われているようです。
今日読んだグリムの「灰かぶり」の話は
○ 美しいドレスと靴は、亡くなった母親の墓のそばに生えているハシバミの木に
くる白い小鳥が持ってくる。しかも、そのハシバミは、父親に頼んだおみやげ。
○ ガラスの靴ではなく、金の靴。
○ 靴が、脱げたのは、たまたまではなく、この王女の住まいを知るためにやった、王子の画策。
(床にタール?を塗った)
○ 王子が王女を捜す時に、義理の姉たちは靴に合わせる為にナイフで
親指(長女)と踵(次女)を切り落とす。
○ 結婚式で姉二人は、何とか王女(シンデデラ)の両脇に座わったが、
白鳩に目を潰されしまう。しかも二人が入れ替わったため、両目。
という内容なので、聞く側にとっては、
「シンデデラの設定と同じなんだけど・・どうも違う」と思ってしまうようです。
解説には、小さい頃この話を聞くと、大人になっても覚えていると書いてありました。
確かに「親指」と「踵」を切り落とす場面と、最後に両目を潰される場面は、
一瞬目をつぶった子が多かったです。そりゃ、怖いよね。