本を読むようになるのが、楽しいと思えると言うこと

 学校の授業時間は、年間計画があり、「好きに使っていい時間」というものは、存在しません。
ですが、たまにぽっかり「15分」程度空くことがあります。
 例えば、今日は避難訓練でしたが、雨のため体育館で行ったこともあり、予定より早めに終了して、教室に戻りました。

 こういう時は、大抵「読書」となります。本校は、1回に10冊借りられるので、週の途中に図書館へ行かなくてもいいのですが、半数近い児童が「もう読む本がない」と言うので、一緒に図書館へ行きました。

 そうして久しぶりにゆっくりと一緒に本を選ぶことをしました。

 本を読む習慣が今まであまりついていない児童は、もともと本を読むことに抵抗があることに加え、どんな本を読めばよいか分からないため、選書の段階で躓きます。

 今日は、「面白かった!!」という本を手がかりに、「これはどう?」「これはどう?」と一緒に本棚巡りをしました。
 まだまだ、挿絵がなくてもすらすら読めるというわけではない児童は、字の大きさに加え、字体・イラストも選書の大きな要素になるのだと改めて感じました。
 あるシリーズを手がかりに、「読書の楽しさ」に目覚めた児童に、次に手渡す本をきちんとフォローすることの大切さを感じました。そして、またこの時期は、面白い本が「束」でないと、読書の意欲が継続しないとも感じています。

 おまけ
 帰宅すると、シフォンケーキが焼いてあった。えっ!と思うと、
「お兄ちゃんが帰ってきて、(2つ焼いて)1つは、研究室に持っていったから」と二女が説明をする。「相変わらず、まめだねえ」と言うと 
「それって、(シフォン焼けない私への)イヤみ?」と答える。

(そんなの当然!それにしても、人が焼いてくれるケーキは美味しい。男の子でこういうスキルを持っているとかなり得だよなあ〜と思う。)