東京2日目

 昨日の続き、45分×6こま。2年ほど前から、この「調べ学習」講座を聞き始め、昨年からずっと通して授業を見ているので、この2日は、おさらいのつもりで聞きました。赤木かん子さんは、「書評家の私がこんな会をやるなんて思いもよらなかった」と正直に言ってらしたけど、現場の私としては、本当にこれで枠組みが入ったという感じです。「体系立てないとどこが抜けているか分からない」という言葉は、その通り。
 今年最小限しかできなかった実践は、来年度4月から「満を持してのスタート」となる予定です。

 講座以外のできごと
①ポプラ社編集部から

の紹介。昨年編集部の方には、勤務先に来てもらって6年生に授業+教師向けの説明会をしていただく。今回の説明で+2006の発売を知り、すぐに購入。説明の時にデジタル版のうりの「動画」や「世界各国の国歌」の紹介では、大きなどよめき、また「今日のニュース」は、編集責任者の飯田さんが、「自宅に帰ってからの仕事」と言われて、皆さんで拍手喝采
 このデジタル版のすごい所は、調べる言葉の参考図書がきちんとNDCで表示されているところと(ネットだけで調べないよ!図書室が使えることが前提)、調べたい言葉に関連する言葉が紹介されてこと(イメージが沸かない子どもが使える)、そのまま、各個人のレポートができるようになっているところ。などなど。
 私のようなPC??の人は、「いろいろなサイトで授業に使える無料コンテンツがあるから」と言われても、授業で日常的に使えないけど、これなら、ちゃんと図書室の「ポプラディア」と併用できる。
 学校向けに(PC室20台とか30台分)5月ぐらいには、より求めやすい価格で
購入できるようなので(7割ぐらい?の価格)ぐっと広がるでしょう。
 1番印象に残ったのは、ポプラの方が学校に出向いての説明を「図書館担当と情報担当の先生方に聞いてもらう予定」と言われたこと。作っている側からすれば、図書館担当も情報担当も当然両方が理解するべき内容だということなのでしょう。
 私は、ここ1年半でやっと「当然」と思えるようになってきました。でも、より多くの方に理解してもらうのは、実践あるのみです。

②今回は、現場ですぐに実践できる教師の参加も多く、心強く感じました。また、ネット上を始め、これまで様々な場でお会いした方との交流もできたのが、何よりでした。 

 帰宅後、今日出席できなかった成人式の様子を電話で聞き、1人だけ渡せなかった8年前の作文を届けに、同窓会宴会場へ。
 男の子は、いい男の子に、女の子はいい娘になっている。8年前の作文に「嬉しかった!」とちゃんと答えてくれて、「6年2組だけの写真撮るから集まれ!」との声かけで、何度も何度も写真を撮る。本当によかった。感涙しながらも、何で式に来なかったの!!の問いかけに、ひたすら謝まってましたけど。
 最後に「6年2組だけの同窓会をしよう!」とすぐ幹事も決まり、2年後の再会を約束する。みんな!元気でね!