新潮文庫の100冊、角川文庫の100冊

 AM 地区お祭り買い物。「防災セット」とか「体脂肪計」など昨年とは違った買い物をする。
 PM 夕方、家族で書店へ。長男珍しく小説を買い、ついでに「角川文庫の100冊」を持    ち帰る。でも大学への編入試験は「数学のみ」か「英語と数学」らしく、文系の両    親は何だか残念。

 で、そのガイドブックを手にして、その様変わりを知る。多分、高校の時に「新潮文庫」のセットが図書館へ入り、嬉々として読んだ。その時の作品で残っているのは、40冊程度。
一番のお気に入りは、開高健。とにかく文がうまい!と感動。

錦繍(きんしゅう) (新潮文庫)

錦繍(きんしゅう) (新潮文庫)

は、出版されてすぐ購入。宮本さんの本で1番好きな作品。1ページ目を読んで泣き、次が読めなくなってしまった。でも、当時の新聞書評で「(作家の宮本さんが)背伸びしている」というようなコメントを読んだ記憶がある。忘れられない作品。

 小学校へも入れられるのは、

ありがとう大五郎 (新潮文庫)

ありがとう大五郎 (新潮文庫)

新採の時からあった記憶の本。動物ものが好きな子供におすすめです。 
1昨年度の6年生に「ブックトーク」の授業をやった時に、本の読める子供が紹介した作品。紹介文のあまりのうまさにびっくりした。
十五少年漂流記 (新潮文庫)

十五少年漂流記 (新潮文庫)

もうほとんど出ないけど、昨年読めるなと思う男の子に渡すと、OKでした。
キッドナップ・ツアー (新潮文庫)

キッドナップ・ツアー (新潮文庫)

主人公が5年生の子供です。完全YA作品。
西の魔女が死んだ (新潮文庫)

西の魔女が死んだ (新潮文庫)

梨木さんの作品で一番有名かな?中学生が主人公ですが、小学校へ入れてもいいでしょう。
夏の庭―The Friends (新潮文庫)

夏の庭―The Friends (新潮文庫)

こんなにいい作品が読書感想文作品(中学)に選ばれたの?と思った作品。以前のブログに書いたけど、映画化され、冒頭に出てくる小学校が神戸の勤務先でした。住吉川沿いの懐かしい風景もいい。
 宮沢賢治小川未明も入ってました。中学生、高校生の時にこそたくさん読んで欲しいです。