子供のリクエストで

 今日は1年生に「読書単元」2時間目といっても、生活科の「もちつき」が9:00〜で実質30分でした。前時間の続きで、少しだけ時間に余裕があったので、「好きな本読むよ」と声を掛けると、何と

こうもり (バング・オン・ザ・ドアのおかしなおかしな絵本)

こうもり (バング・オン・ザ・ドアのおかしなおかしな絵本)

を10人ぐらいの子供があげました。これは、2年前に何かの書評で読んで買っておいたけど、版が小さく、完全YA絵本だったので、そっと置いておきました。正直「読んでたのね。」とびっくり。知ってる人いました?本のキャッチコピーは「3〜300歳の子供のための絵本」です。

作者紹介
「バンクオンザドア」は、イギリスのデザインスタジオの名前。このチームは、明るくウイットにとんだ数々のキャラクターをTシャツや文具などに商品化し、イギリス中のギフトショップなどで広く販売されている。この絵本は、ジャッキー・ロブとバーニー・ストリングルがストーリーを担当し、カレン・ダンカンとサマンマ・ストリングルがイラストを担当して作られた。

 昨日の「ガラゴはさる」と伝えると全員「え〜。」でも前にいた一人が「そうか、めがねざるっているもんね。」ってあっさり納得したものの、他の子どもは「似ていない」コール・・。

 4時間目は、出張へ行く2年生の先生のクラスへ。残り15分だったので、静かに読書でいいかなって思い教室へ入ると、習慣で「読み聞かせ体勢」になったので、こちらも「好きな本読むよ。」まず持ってきたのが、

ぼくはおこった (児童図書館・絵本の部屋)

ぼくはおこった (児童図書館・絵本の部屋)

この年か次の年の課題図書。男の子のお気に入りでした。
次は
くろずみ小太郎旅日記―おろち退治の巻 (おはなし広場)

くろずみ小太郎旅日記―おろち退治の巻 (おはなし広場)

全4巻。飯野さんのあとがきより
「・・私の子どもの頃、家では炭焼きを冬の農閑期にやっていました。いく日も山間から 登る炭焼きの煙は白だったり青だったり、とてもきれいだったですね。出来上がった  炭は萩の俵に入れられてガサゴソ車で町まで運ばれて行きました。峠道をガサゴソゆら  れている炭達、いいですね。・・・・」
何巻かな、牛のしっぽを振り回す場面がでてきて、「あっ飯野さんの家は、牛を飼っていたことあるな」って思ったら、やはりあとがきに書いてありました。私の実家も牛を飼っていたのですごくよく分かります。いきなり振り回すんですよね。

私は飯野さんの絵本は

の方を読み聞かせに使います。こっちの方が、講談調で読めて楽しい。
あと1冊
おならのしゃもじ (日本の民話えほん)

おならのしゃもじ (日本の民話えほん)

は時間切れで読めず。後で男の子が「すごくおもしろいのに・・・」と言いにきてくれました。この「日本の民話シリーズ」はとてもよく、シリーズで購入してあります。