NHK 読み書きのツボ(3/4年生)

 NHK読み書きのツボという番組がある。低(1.2年)・中(3.4年)高(5.6年)の構成で、今日(3.4年)は、10日の再放送で「図書館であそんじゃおう」だった。
 なぜか、我が家の夕飯時に録画映像が流れ、食事中の話題は、この番組に集中・・・。

 (HPには、台本があります。以下台本から抜粋)
 
 場面 その1 テーマの作り方
 
台本中の太字は、koyateru

「みんなハワイのことをよく知らないみたい。そんな時は、これ!この四角に入る言葉をさがしてみよう。」

ツボ 「例えば、『ハワイのいきもの』。『ハワイの学校』。何でもいいんだ。」

ツボ 「四角に入る言葉が見つかれば、自分が何を調べたいのかはっきりする。

 

 私「これって、テーマの作り方の基本だ〜。」

 
場面 その2 キーワードを見つける

光浦 「あさい知識でいいから、ハワイのことしぼろう。」

(女子が、旅行コーナーでハワイのガイドブックをさがす。)

(男子が百科辞典コーナーでハワイを引く。)

光浦 「さて、百科事典やガイドブックから、ハワイの面白そうな事柄をさがし出しました。ひとりずつ発表して下さい!」
女子(1) 「フラダンスです。」
女子(2) 「ハワイ料理です。一番おいしい料理を調べます。」
男子(1) 「ハワイの日本人について調べます。」

ツボ 「3人が選んだのは、ハワイの『フラダンス』、『料理』、『日本人』。
四角に入る言葉が決まると 自分が読みたい本もはっきりする。」

ツボ 「こういう手がかりになる言葉を、『キーワード』って言う。
その意味は、『カギになる言葉』。本を探すときには、このキーワードが役に立つ。」

 
 娘「百科事典って、絶対ポプラディアだよね」
 夫「大体、我が家は、お前(→私のことね)が、(物語ばっかり読ませて)こういう百科事典を子供に与えようとしなかったから、こいつら(→娘2人+多分長男も。)、全然知識が足りない」
 娘「でも、21世紀子供百科でかなり賢くなった気がするけど」
 夫「全然(その程度じゃあ)ダメ。池田清彦先生は、多分そういう知識が大切だって、言いたいんだと思う。」
 私「(子供の前でいきなり、池田先生の名前出してもねえ〜。しかも、そう思ったら、自分が教育すればいいものを、今頃・・・。)・・・・」



 場面 その3 パソコンで検索する
 

「キーワードを決めたら、それをつかって本を探してみよう。」

(光浦、子供、パソコン使って「ハワイ」のキーワードで検索する。395件ヒット。
次に「料理」のキーワードで追加検索する。4件ヒット。)

 私「絞り込み検索だ!」
 
 場面 その4 まとめ

(児童の調べた発表後)

光浦 「本さがしは、キーワードと司書がポイント!」
徳田 「なるほど。本探しは、まずテーマやキーワードを絞ることから始まります。」
光浦 「それが難しかったら司書に相談しよう!」
徳田 「分かりました。さて、テレビの前のみんなもこの夏休みはどんどん図書館に行ってみましょう。」

 
 私「司書の仕事がよく分かる!」

 ということで、たった15分で、テーマを決め、本を探し、調べて発表するまでのエキスが詰まり、しかも図書館を使うことによって、司書の役割までも理解できてしまう番組でした。

 私「で、何でこの番組が録画されてるの?頼んであるのは、『伝える極意』だと思うんだけど。」
 娘「お父さんに頼まれた!」
 夫「NHKの番組って、本当に大したものだ・・・」
 私「(NHKだから、当然その道の第一人者に入ってもらって、製作をしているはず。)本当に優れもの!!これは、完全保存版!!」
 

 ということで、小学校教員でもない夫がチェックした番組で、かなり盛り上がった我が家でした。