私セレクトで久しぶりに

子どもリクエスト

かまきりのかまくん (かわいいむしのえほん)

かまきりのかまくん (かわいいむしのえほん)

これは、「かわいいむしのえほん」シリーズ全10冊のうちの1冊。作者が多摩動物公園飼育課昆虫飼育係の高家博成氏。コンパクト本で、教室に10冊置いておくと、本当によく手にとって読んでいます。昆虫の生態をベースにしたお話なので、読みやすいのでしょう。

今日は、久しぶりに私が選んだ本。新刊なので、これまでのように「知ってる!」コールはなし。

ぶたのたね

ぶたのたね

また ぶたのたね

また ぶたのたね

『ぶたのたね』を初めて読んだとき、どうして、木にぶたがなるなんて発想が出てくるんだろう?って佐々木さんの才能に感服しました。
 これは、走るのが豚よりも遅いオオカミの話。当然豚に追いつかないので、食べたことがない!そこで、きつねはかせに頼んでピンクの豚の種をもらって育てたのです。ちゃんと、豚はなりましたよ。でもねその日は何と「ぞうのマラソン大会」の日だったんです。で、結局失敗・・。
 続編は、同じオオカミが今度こそと挑戦して、うまくいつはずだったのに・・・。という話。
 
 今日読んでて、こういう続き物を読むときは「続けて2冊」っていう読み方は『ライオン』シリーズでもやったけど、結構おすすめです。繰り返しの話を子どもは大好きなので、
 最初の
 

はしるのが とても おそい おおkまいがいた。
 どんなにおそいかというと、ぶたよりも おそい。
 だから おおかみは、まだ いちども ぶたを
 つかまえたことがない。

までは、同じで、聞いていて安心するのだと思います。

 今日は、阪神淡路大震災から11年目
 先日書店で、地震の児童作文集を読んでいてら、最後の編集者に神戸時代に新採同期だった先生の名前を見つける。たった5文字なのに、再会できた喜び!